橋梁構造物

鳥崎川橋

写真出典:「北海道のコンクリート橋 第6集」(北海道土木技術会コンクリート研究委員会)

構造物名 鳥崎川橋
構造形式 11径間連続箱桁橋(波形鋼板ウェブ)
構造諸元 橋長 554.0m
支間 51.8+4@54.5+56.0+3@50.0+40.0+35.8m
発注者 NEXCO東日本 北海道支社
設計者 (株)日本構造橋梁研究所
施工者 大成建設・鉄建建設JV
所在地

森町 42°05′46″N,140°33′24″E

路線 北海道縦貫自動車道
完成年 2006年(平成18年)
概要

 鳥崎川橋は、橋長554m、最大支間56mの11径間連続波形鋼板ウェブPC橋梁箱桁橋で、押出し工法により架設された橋梁である。本橋は、PC橋の押出し工法で従来用いられていた鋼製の仮設手延べ桁の代わりに、主桁の先頭区間を、波形鋼板ウェブ・鋼上弦材・超高強度繊維補強コンクリート下弦材で構成した軽量な構造として、押出し架設を行った。さらに、この先頭区間は、押出し完了後に上下の床版を製作し、完成形の主桁として利用する施工方法を採用した。

 この独自の施工方法の採用に際しては、事前に種々の模型実験や解析を実施し、設計・施工に関する詳細な検討を行った。

 考案された手延べ桁は、上弦材には波形鋼板ウェブとコンクリート床版を接合する鋼板、下弦材には高強度繊維補強コンクリート(UFC)を用いた、前例のない特殊な構造となった。

 なお、本橋は、今後の橋梁の設計・施工における有用な事例であるとして、2006年度土木学会北海道支部技術賞、2006年度プレストレストコンクリート技術協会賞(技術開発部門)を受賞した。

引用文献:「北海道のコンクリート橋 第6集」(北海道土木技術会コンクリート研究委員会)
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