道路構造物

第二上紋覆道

写真提供:日本高圧コンクリート(株)

構造物名 第二上紋覆道
構造形式 3ヒンジ プレキャストアーチ スノーシェルター
構造諸元 支間(道路幅員方向)11.25~12.25m、設計積雪深1.70m、施工延長4717.5m
発注者 北海道 旭川土木現業所
設計者 (株)ドーコン
施工者 ①橋本川島・伊藤・日本高圧 JV   ②盛永・日本高圧・北英 JV
所在地

士別市上似峡 44°05′48″N,142°50′57″E

路線 道道士別滝上線
完成年 2006年(平成18年)
概要

 スノーシェルターとは、冬季における車両の安全な通行を確保するために、雪の吹き溜まりとなりやすい箇所等に設置する道路を覆う構造物で、覆道ともいう。

 頂部で2分割された部材を工場で製作して搬入し、クレーンで架設して一体化する構造で、昼間通行の明るさを確保するために片側当たり2箇所の半透明ポリカーボネート製採光窓を設けている。

 士別市と紋別市を結ぶ「道道士別滝上線」の上紋峠は、積雪量が非常に多いため冬季の通行が厳しい峠道であり、本シェルターの他に同様なスノーシェルターが4箇所設置されている。これにより、冬季の通行の安全性が大きく向上している。

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