橋梁構造物

ポロト橋

写真出典:「北海道のコンクリート橋 第2集」(北海道土木技術会コンクリート研究委員会)

構造物名 ポロト橋
構造形式 ①PC単径間有ヒンジ片持箱桁橋
②RC単純中空床板橋
構造諸元 (上り線) 橋長 200.0m、支間 ①130.0m、②16.0m
(下り線) 橋長 185.0m、支間 ①116.0m、②16.0m
発注者 日本道路公団 札幌建設局
設計者 (English) Joint-venture group Sumitomo Mitsui Construction Co.,Ltd・Hishinaka Construction Co.,Ltd.
施工者 住友建設・菱中興業共同企業体
所在地

白老町

路線 北海道縦貫自動車道函館名寄線
完成年 1983年(昭和58年)
概要

 本橋の特色は、架設地点がポロト自然体養林(国有林〉内のミズパショウの群生している湿原内にあり、周囲の環境保護を図るため湿原内に橋脚等の構造物を設けない1径間有ヒンジ片持橋が採用され、施工もディビダーク工法により湿原内の植物等を荒らすことのない様配慮され進められた。

 構造型式は主桁の片持荷重を全て橋台で受け持たせ、下部構造で橋梁全体のバランスを保つカウンターウエイト方式のPC片持箱桁である。基礎型式は直接基礎であり、上部工が片持梁型式のため下部工の安定性、地盤の支持力が重要なポイントとなる為、基礎の床付け面は弾性波速度測定を行い、設計上の所要支持力を確認し、支持力が不足している箇所については、2.0m程度の置換えコンクリートを打設した。

 また、橋台は、上部工からのモーメントに抵抗するため、カウンターウエイト箱桁構造であるが、安定性を確保するため箱桁内部には中詰コンクリートを打設している。

本橋の施工に於いては、昭和58年10月の開通目標を目指して冬期施工を行うこととなった。上り線の橋体エが12月より4月までの冬期間にかかるため、ワーゲン全体を上屋で囲い、ワーゲン内に設置した温風暖房機により養生を行い冬期問の施工を無事終了させた。

 なお、本橋は昭和58年度の土木学会北海道支部の技術賞を受質している。

引用文献:「北海道のコンクリート橋 第2集」(北海道土木技術会コンクリート研究委員会)
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