ダム構造物

忠別ダム

写真出典:「北海道に建設されたコンクリート構造物」(日本コンクリート工学会北海道支部)

構造物名 忠別ダム
構造形式 重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合ダム
目的 洪水調整、かんがい用水、上水道用水、発電
構造諸元 堤高86.0m、堤頂長885.0.0m、堤体積9,444×10³m³、湛水面積372ha、総貯水量93、000×10³m³
事業者 北海道開発局
設計者 北海道開発コンサルタント(株)(コンクリートダム部)、日本工営(株)(フィルダム部)
施工者 大成建設(株)、岩田地崎建設(株)、(株)竹中土木
所在地

東川町、東神楽町、美瑛町 43°37′35″N,142°37′41″E

水系/河川 石狩川/忠別川
完成年 2007年(平成19年)竣工
概要

 忠別ダムは、左岸側の重力式コンクリートダム(堤高86.0m、堤頂長290.0m、堤体積1,007×10³m³)と右岸側のロックフィルダム(堤高78.5m、堤頂長595.0m、堤体積8,437×10³m³)からなる我が国最大級の複合ダムである。北海道内の複合ダムには、そのほか糠南ダム、美利河ダム、美生ダムがある。

 重力式コンクリートダムは、RCD(Roller Compacted Dam-Concrete)工法を用いた。コンクリートの製造には分割練り混ぜ方式(DM工法)を採用し、打設はダンプトラックによる直送を基本とした。コンクリート骨材(最大寸法150mm)は、貯水池内の河床砂礫を原石とし、材料の有効利用を図るために、内部配合用と外部配合用の2種類に区分した。

 温度調整ができる電熱マットと断熱マットを用いた越冬養生、放流管周囲の狭隘部に高流動コンクリートを打設、提頂張出部や監査廊にプレキャスト型枠を使用、など種々の新技術を導入した。

引用文献:「北海道に建設されたコンクリート構造物」(日本コンクリート工学会北海道支部)
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