河川構造物

神居川水門

写真提供:北海道開発局 旭川開発建設部

構造物名 神居川水門
構造形式 RC構造逆T形2径間引上げ式ゲート(鋼製プレートガーダ構造2段ローラゲート)
目的 本川合流部での逆流防止、超過洪水の制水
構造諸元 径間長16.15m~2連、本体長20m(ゲート純径間13.15m×有効高8.39m~2門)
発注者 北海道開発局 旭川開発建設部
設計者 (株)ドーコン
施工者 荒井建設(株)、旭イノベックス(株)
所在地

旭川市 43°47′09″N,142°18′34″E

水系/河川 石狩川/神居川
完成年 2011年(平成23年)竣工
概要

 神居川水門は、旭川市(忠和地区)の住宅地を流下し、石狩川本川KP152.9左岸付近に合流する神居川(流域面積4.9km2、流路延長2km(北海道管理区間)、計画高水流量50m3/s(合流点))の石狩川合流点に設置される水門である。

 本水門は、神居川の本川合流点において本川堤防の代わりとなり、緊急時に本川洪水の背水の影響が神居川に及ぶのを遮断することを目的とし、洪水被害を最小限に留める機能を有する。

 住宅地に近接する水門であるため、背景となる大雪山・十勝連峰の山並みの連続性を分断することが無いよう、2段ローラゲートの採用により高さを抑えた構造としている。また、ゲートや管理橋塗装色の統一や電気配管類を門柱・堰柱内部に埋め込むことで露出を避けるなど、景観に配慮した設計としている。

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